2009年4月14日火曜日

国境

フィリピン国籍の両親が、帰国した。

13歳の中学生の女の子を残しての帰国だけに、さぞかし心配だと思う。

強制退去を命じた政府は、偽造旅券で入国した15年前の事実をかなり

重く捉えての対応のようだ。


日本人は入国審査においてむしろ審査官からお客様を迎え入れるかのような

対応に慣れているのではないだろうか。そこを通過してきた、またその国を

訪れた多くの日本人諸先輩方の行動に感謝したい。


さておき、残された女子中学生にがんばって勉強に励んでもらいたい。

そして、再び両親をしっかりした形で日本に戻してもらいたい。

理由は何であれ、これだけある国々の中から、両親は日本を選んで来てくれた。

日本人より日本を好きでいるかもしれない人を、もう一度日本で、日本の為に、自分の為に、家

族の為に生きてもらいたい。

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